原子炉を動かしたよ

どうも。yokです。

大学院への入学意向確認書なるものの存在を忘れており、危うく大学院に入学できないところでした。入試課様ありがとう。

さて、今週は原子炉を動かしました!MITには実験用の原子炉があり、授業の一環で操作する機会をもらえたので、行ってきました!セキュリティを通って、オペレーションルームに入ると、そこには部屋いっぱいのモニターが。昔のSF映画に出てくる”テクノロジー”って感じで、どことなくレトロな雰囲気を感じました。楽しい。で、肝心の操作なのですが、炉の出力を目標値までに上げる作業。出力を上げ下げするハンドルがあり、それをぐりぐり調整しました。ライセンスがないのでそれ以上のことはできませんでしたが、ハンドルを動かすとモニターの数値が変わっていって「おお、本当に動かしているんだ」という実感がありました。楽しい。いやぁ楽しい。

 

どちらかというとMITでは原子核工学は下火で(一番人気は情報、次に機械工学)、あんまり大きくない学科です。個人的には残念。しかし、研究は盛んに行われていて、主に核融合発電の実現への研究が多い印象です。我らが東工大だと、核融合というよりかは、核セキュリティとか廃棄物処理とかの研究が多い印象があります。お国柄がでてますね(笑)。

 

核融合と言えば、今フランスで大きな実験用の核融合炉が建設されています。ITERで調べてみてね。自分の分野は核融合ではないのですが、行ってみたい…大学院、修士課程は東工大ですが、博士課程に行くのならヨーロッパのどこかに行きたいなと漠然と思い始めました。学部では胸を張って自分の専門だと言えるものがなかったので、ようやく自分のやりたい分野を学べていてとても嬉しいです。日本に帰ったら修士課程が始まるので楽しみです!

 

ただ、人文科学系のことも学びたいという気持ちに気付き始めた今日この頃。写真の勉強をしたいですね。そこまで行くともう趣味の領域を超えているような気がしますが...芸術のことを学びたい。キュレーターなる職業、楽しそう。調べてみよう…

 

ではでは、また来週。

 

yok