荷造り

Ph.Dの方ですか?」

「いえ、まだバチェラーです。」

「え!そうなんですね!」

どうやら実年齢より老けて見えるようです。どうもyokです。早いもので帰国まで10日あまりとなってきました。半年間の留学ももうすぐ終わろうとしています。毎日見ていた光景ともしばらくはお別れをしないといけません。少し寂しいですね。

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雪が降りました!

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大体雪が降るのは夜中という感覚があります。すごいなと思ったのは、雪を路肩に積み上げて、道路を使えるようにしてくれる人達が夜中にガンガン重機を動かして働いていることです。朝一、散歩で外に出るとそこには雪山が…駐車場の片隅に積み上げられた雪、登りたくなりますよね。上の写真の雪山に登った後、足を滑らせて上から転げ落ちました。

しばらく散歩をした後、寮に帰ると持っていたはずのカギがないことに気付きました。朝っぱらからついてないなと思いつつ、散歩の記憶をたどりつつ歩いたコースを探しました。ポケットから飛び出るほど激しい動きなんてしたっけな…?

あ~してるわ。雪山だ。

案の定、転げ落ちた場所に鍵が落ちてましたとさ。

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1月は何をしていたの?と聞かれたら、スペイン語を勉強していたと答えます。というのも、一月は学期中にはないユニークな科目が盛りだくさんのIAPというプログラムがあります。語学の授業もたくさんあるんですね。もともと大学ではドイツ語をやっていたので、スペイン語は第三外国語になります。当然のことながら、スペイン語のすの字も知らない私。不安ながらも挑戦しています。MITの学生曰く、「IAPの語学コースはマジやべぇ」。というのも、授業のスピードがめちゃめちゃ速いのです。1学期分のコンテンツを1か月で網羅するという超過密コースなので、当然といえば当然。毎日3時間の授業+自主学習。大変です(笑)。

大変大変といいつつも、観光の時間は確保したい私yokでございます。先日はハーバード大学の自然史博物館に行ってきました。この博物館の目玉はガラス製の植物模型。教授からおススメされたので行ってきました。「ガラス製の植物模型?そこまで正確なもんは作れないだろう」と思っていました。

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ガラスです。

展示を見て出た一言。

「は?うそでしょ?」

毎日入れ替えてるんですよ~と言われれば信じてしまうレベルの精密さ。尋常じゃない精密さ。どうしてガラスでここまでできるのか。すげぇ。どうしてサボテンの葉、一本一本を再現できるのか。もう、すごい。

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ガラスです。

ボストンに来たらこれは見て帰らなきゃ損ですよ。すげえ。入場料$10は安すぎる。

 

「そうだ、荷造りしなきゃ」

お土産を買いつつ思いました。最終的に大きい箱二つを送りました。送料はあわせて大体$250くらい。ぐえ。でもあの量の荷物を背負って帰ることはできないので、賢い出費だったなと思っています。だんだんと物が少なくなっていく自室を見ていると、「あぁ本当に終わりなんだな~」としみじみしてしまう自分がいます。半年間、短かったような、長かったような。自分が人間として成長できたかどうかは正直わかりませんが、多くを学んで、多くを経験した半年間だったなと、振り返って思っています。大変だったけど、楽しかった。

 

このブログもなんとか最後まで続けることができました。よかったよかった。

 

さて、次回がたぶん最終回になるかな?帰りの飛行機の中で書くので長くなると思いますが、読んでいただけたらうれしいです。

 

それでは!

 

yok